マジックの大先生のこと

 今日は、かかりつけ医院のDrに通院する。このDrは日本舞踊の百合香会の名取でもあり、マジックサークルの9年目のベテランである。

 百合香会の発表会がこの日曜日にあり、その整理券を他の人に頼まれていたので、3枚いただく。出番は1番と後半の3時半頃に出演されるとのことである。

 その日はトリプルブッキングで、午前中だけ少し応援にいける。

 マジックサークルのことも話していると、マジックの大先生の清崎画伯は学生時代からマジックをして60年近くの経験を持つとのことで、適当な後継者がいないと嘆かれているようなことをおっしゃっていたらしい。終活も考え(86才)マジックのいろんなノウハウを伝承したい気持ちもあるだろうから、教えにもらいに行くと良いとDrから勧められる。そう勧められても私は、今年始めたばかりで基本テクニックも無いのにとてもその器でないし、5年続けて伝授してもらっても72才ではそのあとが続かない。子供でやりたいという熱心な子供がいれば、先生も喜ぶだろうがなかなかやろうという者がいないらしい。

 健康面でマジックが出来なくなったら、高価なマジック用品も宝の持ち腐れになりかねない。もっと若いときから本格的に弟子入りしてやれば、後継者になれたかも知れない。少しは、施設でマジックの舞台も機会があるので、教えてもらいに行くのも、良いかなとも思っている。先生も教える人があれば喜ぶかも知れない。