競書課題に取り組む。特に出かける用事もなく孫が来たら孫守する程度で一日が過ぎそうだ。

 漢字規定、随意、かな規程、随意と半紙4枚仕上がる。

 賞状部のポスター仕上がり、残すところ暮らしの書部と漢字、かな、調和体の条幅課題の4課題となる。

 暮らしの書部は、手紙文である。

 後の3つは半切に仕上げないといけないので、まだ書き慣れていない私にはまだ億劫な作業である。

 書き慣れるようになったら、創作に文字の内容、空間配置や字体などのセンスが問われるようになる。絵画や写真、生け花と同じように美的感覚が問われる。また字にはその人の品性が現れるので、人格を磨かないと人に感動を与える事が出来ない。

 目標は大きく、ステップを踏んでいけば、不可能も可能になると信じ

 一段階としては、手本を見て条幅に書き慣れるようになること。

  空間配置や字体のセンスを磨く。

 二段階として、創作に入り、自分で空間配置や字体を工夫して書けるようになる。

 三段階として、心技体が充実し、自在に書が書けるようになる。

 掲げるのは誰でも出来るが、なかなか生半可な気持ちでは達成出来ない。なかなか進歩が見えてこない中、上には上がいると思うと辛抱をしながら継続するのは挫折しそうになるが、自分なりの頂点を目指したら、それで良いわけだ。自分を励ましながら継続して行く。

 闇雲に進むように、行き先を決めず進むより目標を掲げて進めば、半ば達成したのと同じと考えている。