冗談で行った事がまことしやかに広がっているのは困ったことだ

ダンス仲間が、「お腹が出っ張って来たので、一杯お金もたまっているからだ」とか、「嫁さんしっかりしているし、二人とも退職金がっぽりもらっているから、金も貯まるやろ。」と言われるので、冗談で「貯まって貯まって、座敷には床一面に一万円札を一杯拡げてあるし、障子には一万円札が貼ってあるものだから、福澤諭吉の目が気になるし、集めるときはサライでかき集めているので、サライが必要。」なんて切り返していたが、真面目な人が真に受けて、「座敷や障子に一万円札があるんやてな。」と聞いてくるので、誰かがそんな話を拡げているみたいなので、ちょっと心配になって来た。

 泥棒が聞きつけて強盗に入ってきたら困るし、今更冗談だといっても冗談だとわかっている人なら良いが、本当に違いないと思っている人がいたら嘘をついていると誤解されたら困ったものだ。

 実際泥棒に来て、何にも無いことが分かったら、泥棒も怒って大変なことにならないかこれまた心配の種である。

 家内や身内が誘拐され身代金を要求されたら高額な金額は払えないし、どうなるんだとか、余計な心配の種になって来た。

 実際のところ、民間で退職金制度のない職場で、自分の積み立てに追い足ししたお金が出るという共済制度なので、17年勤め500万円。

 公務員であれば、共済と退職金制度でかなり貰えるのだろうが世間が思っているのとは違っているのである。自分の貯めたお金が戻ってきただけなのである。

 それにしても、車も軽自動車で質素に暮らしているのに、お金がありそうに見えるのだろうか。