今日は謡サークルの練習で、「岩船」という演目の謡を仕上げる

 今日は謡サークルの練習で、「岩船」という演目の謡を仕上げる。10分程度の内容と言うことで今日で全部やり終える。次の演目は「宣長」という三重県の偉人の物語を能にしたもので、随分長い物であった。昭和に作った新作なので、読み仮名等が曖昧なので、先生が読み仮名を初めから読み合わせして、ふりがなを付ける作業をする。

 その為仕舞の練習が出来ずに終わってしまった。

 今日は仕舞「鶴亀」を8分(ぶ)程仕上げて、16日の新年会に披露する予定であったが、ちょっと練習が出来なかったので今回は諦め、3月の区の老人会入会式の芸能披露の時に披露することにする。

 披露する場があるというのは、良い目標になり、練習の機会が増える。

 私の場合は、施設慰問や活き活きサロンからの出演依頼があり、仕舞なるものは、高尚で一般の方々には知られていないので面白くも何とも無いので受けは良くないが、さぞかし珍しい出し物になる。

 80代後半からうえの方は、まだ能がよく演じられていた時代なので知っておられる方も見えるかも知れない。

 詩吟や仕舞は昔の教養で嗜みであったが、いまや若い人は知らない。

 私などは廃れていくものを、新しいものとして取り組んでいるので変わり者に想われているだろうと思う。